2020/08/12 09:09
ボストンの感染者状況は少し前まで落ち着いていましたが、また郊外都市でやや広がりが出てきています。
8月に入って、ルールが厳格化してきて、空港到着時にTravel health formの提出、2週間の自己隔離が必須となっています。
マサチューセッツ州在住の人だけでなく、ニューヨークやコネチカットなど近隣の州からの旅行者が行く、
夏の訪問先のケープコッドやナンタケット島で増えてきて心配です。
そんな中、今年も、夏の間コテージを借りて休暇を過ごす友人からの嬉しいお誘いを頂き、
7月の夏真っ盛りのシーズンの島の滞在を楽しんできました。
ちょうど、独立記念日後のナンタケット島は、お花がたくさん咲いていて、お天気も良くて、島内どこも美しい。
まさに夏!を感じられます。
けれども、今年のナンタケット島はやはりコロナのために様子が違いました。
ナンタケット島滞在中に撮った写真とともに、「ダウンタウン」、「自然その1と2」、「お買い物」、「お土産」の5回に分けてお届けします。街の風景や自然やお店で出会った可愛い雑貨など、旅行が難しい今、ナンタケット島へ行ったような気分になってもらえたら嬉しいです。
いつものフェリー乗り場へ。
コロナ禍なのか、早朝だからか、比較的空いている高速道路。
心ウキウキだったけれども、車を停めるいつもの駐車場がまさかの満車で、ローカルのお庭駐車場に停めるハプニングがあり焦りました。
(この時期フェリー乗り場に近い家の庭が臨時駐車場をしています。)
気を取り直して、ターミナルへ行くと、待合場にはすでに乗船する人の列がありました。
いつもと違うのは、スーパーでよく見かける6ft離れるようにソーシャルディスタンスのマークが地面に貼られています。
そして、島へ行くフェリーでも、乗船時、乗船中はマスクなしでは乗せてもらえません。
実は、ナンタケット島へ行くときに利用するこのフェリーも、コロナの影響で乗船者がほとんどなくて経営が危ぶまれていました。
援助が必要だというニュースもあったぐらいです。また、ターミナルで感染者が出たこともあって、一時運転を休止していたり、
間引き運転をしていました。ようやく夏になり、少し人が戻ってきたとはいえ、行きのフェリーの乗船率は50%ぐらい。
いつもの夏のこの時期は、予約しないと高速フェリーのチケットが売り切れてしまうぐらいですから、
今年はやはり少ない方です。
ダウンタウンはマスクゾーン。
そして、島へ到着後、ターミナルで待つ人々もマスク着用した姿です。
それもそのはず、フェリーが着くダウンタウンや歴史地区になっているスコーンセットではマスクゾーン が設けられています。
私を迎えにきてくれた友人もマスク着用していて、友人とは再会のハグと言いたいところですが、ヒジとヒジを付ける、エルボータッチでご挨拶。
その後は、友人の運転する車で、ゆっくりとダウンタウンを通り抜けます。
ほとんどのお店は開いていますが、ナンタケット島の小さいお店ではソーシャルディスタンスが確保できないので、
お店に入る人数が限られており、あちらこちらのお店の前でマスクをした人の列でした。
自転車を押す人もマスクをしています。
これも今まで見なかった光景です。
マスクをつけている人なんて見かけなかったのに、今ではみんなが当たり前のようにマスクをするようになりました。
お気に入りがなくなっている!
レストランなども再開し、テーブルが道に並んで屋外で楽しめるところがあり、活気が戻っているようにも見えます。
しかし、お店が閉まっているところもちらほらあり、私のお気に入りも数店なくなっていました。
特に、ナンタケット島のお土産として、必ず買うチョコレート店「Sweet Inspiration」が、残念ながら店舗が閉店となっていました。
ここのクランベリーチョコレートは私のお気に入り。
クランベリーをダークまたはミルクチョコレートでコーティングされていて、
オレンジエッセンスが入っているから食べやすく、一口食べると止まらない、危ないチョコレート。
昨年の11月に店舗が売りに出ていて、その後コロナの騒ぎで買手がつかなかったのか、お店はしまっていて、店の中は空っぽでした。
幸い、オンラインではまだオーダーできるようです。(オンラインでも気温が高くなると品質の保持が困難になるため、夏季販売はお休み)
また、ダウンタウンのお買い物の途中にカフェで一息にぴったりだったお店、the Beanも閉店。
こちらは、コロナの影響というわけではないのですが、20年も営業してきたお店だけに、残念です。
一昔前は、ナンタケット島でコーヒーショップは2軒しかなかったのですが、今では7軒あります。
けれども、この状況下での存続は難しいのでしょうかね、、、。
そしてナンタケット島のメインストリートのアイコンともなっている、お花で飾られた噴水モニュメント。
人気の写真スポットでもあります。
けれども、今年はこれもありません!
こちらは3月に車がぶつかってモニュメントをなぎ倒してしまったために、取り除かれてしまいました。
今は、工事現場のようなフラッグが立ち、メインストリートもいつもと違う風景に。
島に到着して30分でこのサプライズの連続でしたが、こんな時だからこそ、今回の滞在では自然のナンタケット島を楽しみます。
夏の休暇を島で過ごす人が行く人気のあの場所、そしてローカルが夏の晴れた日に過ごす定番の場所へと車を走らせます。
(夏のナンタケット話はまだまだ続きます!)
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