2023/09/13 06:56
9月のレイバーデーの3連休が終わると、通常は秋の気配を感じられるボストンですが、
今年はなかなか暑さが落ち着かず、厳しい残暑が続いています。
街中のお店は、秋の新作などが並んでいるので、そろそろ秋の装いも気になりますよね。
秋・冬でも、バスケットの内袋を衣替えしたり、茶染めのケーンを使ったバスケットや
ウォールナットや黒檀など少し色の濃いバスケットを持っておでかけも楽しむことができますが、
やはりバスケットは夏のものという感覚があります。
そんな季節に問わずに楽しめるのが、NFのオンラインショップでも、人気の商品のペンダントやブローチ。
今回、ご注文でお作りしたマンモスアイボリーのペンダントトップ。
マンモスアイボリーは、その名の通りマンモスの牙です。
象牙とは違い、ブルーや茶色がかった模様など様々な色合いがあるのが特徴です。
ナンタケットバスケットとの相性がとても良く、
まさにこの世にひとつのカスタムバスケットに相応しい素材です。
けれども、近年、材料費が高騰し、マンモスアイボリーの入荷が難しく、
ますます貴重な素材になっていることは間違いないです。
そんな貴重な素材だから、バスケットに使うときは木材よりも気を遣います。
マンモスアイボリーは、ミルフィーユのように層になっているので、欠けやすく、
また水に濡れるとツヤがなくなるので、制作上、丁寧な扱いが必要になります。
編む時も注意が必要ではあるのですが、ハンドルの穴を開けるときなどは特に緊張します。
象牙よりも扱いが難しいように感じます。
今回は、早くに良質なマンモスアイボリーの材料を揃えられました。
マンモス特有の茶色の模様がたくさん入った方が素敵ではあるのですが、
各パーツ(ベース、枠、ハンドル、留金など)の色がなるべくマッチするようにしています。
15年前に作った象牙のペンダントトップ (写真右)と並べると、
今回作ったマンモスアイボリーのペンダントトップは上品なベージュ色であることがわかります。
こうして並べると、私の小さなバスケットの編み目の細かさが抜群に上がりましたね。
K様、オーダーいただき有難うございました。
今後は材料が入荷したらご提供、もしくはカスタムオーダーのみになるかもしれません。
もしマンモスアイボリーでのご注文をお考えのお客様はお問い合わせください。
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バスケットの編む時のコツや技を映像で繰り返して見ることができるので、
ご自宅でのバスケット作りやお教室でのおさらいにご活用ください。
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バスケットのオーダーを承っています。
バスケットに関するお問い合わせは、
HPのお問い合わせフォームまたはnf@mawberries.comまでご連絡ください。
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