一雨ごとに秋を感じるようになった今日この頃。

頼んでいた材料を受け取りに、久しぶりに材料屋さんへ向かいました。
行きの道では、街路樹の葉が少しずつ色づき始めていて、赤や黄色が風に揺れるたび、秋の深まりを感じます。

お店に着くと、いつものように「Hi, Mikiko、しばらくね！」と声をかけてくれます。

そんな何気ない挨拶が、なんだか嬉しいものです。
ふとレジ横を見ると、ナンタケットバスケットのペンダントが並んでいました。
その横には「Netflixドラマ『Sirens（セイレーンの誘惑）』で話題に」と紹介する小さな記事。

その記事を読んでいると、「もうこの映画見た？」と店の人から聞かれます。

どうやら、このバスケットペンダントがこの映画のおかげで、この春からファッション雑誌などでも話題だとか。

最近、ナンタケット島が舞台になった作品といえば、**ニコール・キッドマン主演の『理想の二人（The Perfect Couple）』**。実は『The Perfect Couple』はナンタケット島で撮影されたわけではないのですが（！）、映像から伝わる雰囲気はまさにナンタケットそのもの。ストーリーもテンポよく、一気に見てしまいました。

『理想の二人』の原作者、**エリン・ヒルダーブランド（Elin Hilderbrand）**は実際にナンタケット島在住の作家で、今年5月には「The Blue Book」という彼女おすすめの島のショップやビーチ、レストランを紹介する本が出版され、この本については書きたいことがあるので、また改めてご紹介したいと思います。

今回話題になっているのは、ジュリアン・ムーア主演の『セイレーンの誘惑（Sirens）』。

これに出てくる女の子がつけているナンタケットバスケットのペンダントに注目が集まっています。

（まだこの映画を観ていないので、詳しく話せないんですけど、、、）

ナンタケットバスケットのペンダントといえば Golden Basket が有名ですが、

材料屋さんで見つけたこのペンダントも、リーズナブルな価格ながらしっかりと蓋が開き、

ハンドルも動く本格的な作り。
もちろん、 “Made in USA”。

ナンタケットバスケットを作る私がこのペンダントを見逃すわけはありません！
蓋付きバスケットには、鯨や灯台、貝、帆船などスクリムシャウの飾りがついていて、編み目部分はスタンプなのは仕方ないのですが、なかなか精巧に作られています。（Golden Basketの場合は、ちゃんと金の糸で編まれています！）

しかも、蓋を開けると、小さなラッキーペニーが入っています❤️

本当のペニーと比べると、こんなに小さいんです！

サイズは私が作る3/4インチのミニペンダントトップと同じくらい。このままゴールドのチェーンに通して着けてもいいし、アイボリーチェーンに通して、他の小さいミニペンダントトップと一緒につけても可愛いかもしれません。
小さなサイズの中に、ナンタケットらしい丁寧な手仕事の魅力が詰まっていて、見ているだけでも楽しくなります。

ちなみに、このナンタケットバスケットペンダントは、ナンタケット島のメインストリートにあるいくつかのお店で購入することができます。島を訪れた際には、ぜひ手に取ってその魅力を実感してみてください。

こうしてお気に入りの小物を見つけながら秋の街を歩く時間は、やっぱり心が豊かになるひとときです。

そして、もうひとつのお知らせ。
今年も Nantucket Firelight オリジナルカレンダー が完成しました。
季節の花々とともに、ナンタケットバスケットのある暮らしをそっと切り取った一冊です。
手仕事の温もりと、日々の中にある小さな美しさを感じていただけたら嬉しいです。

👉 2026 Nantucket Firelight カレンダーはこちら

数量限定ですので、この機会にぜひお求めください！

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