2020/09/29 06:29
この夏、ナンタケット島滞在中に撮った写真とともに、「ダウンタウン」、「自然その１と２」、「お買い物」、「お土産」の5回に分けてお届けします。街の風景や自然やお店で出会った可愛い雑貨など、旅行が難しい今、ナンタケット島へ行ったような気分になってもらえたら嬉しいです。
今回は「お買い物」です。
ナンタケット島には欲しいものがいっぱい。
お洒落で、洗練された雑貨、ナンタケット島らしいアイテムがあって、行った人が必ずお買い物も楽しかったと言います。
ナンタケット島の紹介したいお店はたくさんありますが、次回のお土産編とお店が被らないように、私が必ず立ち寄るお店を紹介します。
Four Winds Craft Guild
15 Main Street
メインストリートの角にあるナンタケットバスケット 専門店。
Sylvia Antiqueがオーナーのこのお店は、正統なナンタケットバスケット や蓋の上にのせる飾りなどが売っています。
店内には、壁一面のガラスケースの中に、ホセ・レイズさんやマイケル・ケーンさんなど
著名なバスケット メーカーの 蓋つきバスケット が並べられていて、まるでバスケット 美術館のようです。
他にも新しいバスケット 作家のコンテンポラリーな作品も置いてあり、バスケット 作りのヒントにもなります。
同じ名前で、同じオーナーが、２、３軒先に安価なお土産バスケットを売っているお店があります。
ここは、お土産用ナンタケットバスケット や雑貨、トレーナーなどの洋服が売られているギフトショップです。
文房具、メモバッド、ナンタケットライトシップの置物、ステッカーなど、ゴテゴテなお土産用のグッズがたくさんあるので、
ごちゃごちゃとした中からセンスのいいお土産を選ぶのが難しいけど、それも楽しいです。
Murray’s Toggery shop
62 main street
色褪せた赤の「ナンタケット・レッド」と言えば、ここのお店のオリジナルカラー。
街中でこの色のショートパンツやチノを履いている人を見かけたら、ナンタケット・レッド！とわかるぐらい、特徴ある色です。
サーモンピンクよりも赤く、コーラルピンクほどピンクがキツくなくて、レンガ色とはまた違い、
どちらかというと赤色を洗濯しすぎて褪せてしまった色と言うのがピッタリな、微妙な色。
海に囲まれたナンタケット島、マーサズヴィンヤード島、ケープコッドには、この色が不思議としっくり落ち着きます。
もともとは、ニューヨークヨットクラブのユニフォームとしてだそうですから、海に合うのも納得です。
ナンタケット・レッド色のパンツに、ボタンダウンのシャツ、裸足にデッキシューズを合わせるのが、
ニューイングランド地方、特にナンタケット島の夏のプレッピーなおでかけスタイル（アイビールック）。
そんなプレッピールックのコーディネートが全て揃うのがこのお店。
洋服、靴、ベルトはもちろん、マネークリップやフラスコ（ウィスキーなどの携帯用瓶）、サングラスストラップなど、
アクセサリー類も揃えています。
刺繍メーカーのSmithers&Bransonのナンタケット島柄の刺繍はここでしか買えないので、要チェックです。
＊随分前ですが、偶然にもナンタケット島で結婚式に遭遇。その時の新郎達のパンツがナンタケット・レッド！
Nantucket Bookworks
25 Broad Street
ナンタケット島関連の本やカレンダーを買うなら、メインストリートのMictchell’s Book Cornerかこちらのお店。
店内は、テーマごとに分かれているので、ゆっくり本を探すのなら、こちらのお店をお勧めします。
写真集、歴史、料理、インテリア、地図など、ナンタケット島関連の本はほとんど揃っています。
本以外にも、デザインの洒落たTシャツや雑貨も少し置いていて、
お店の看板と同じ版画のような絵がユニークなオリジナル・エコバッグも見逃さないで！
Barnaby’s Place
25 Broad Street (Nantucket Bookworks内）
ナンタケット島をモチーフにした絵本はいくつかありますが、その中でも、Barnabyというクマちゃんの絵本はとても可愛い。
その絵本の世界を楽しめるのが、Nantucket Bookworks店内に設けられた、Barnaby’s place。
絵本はもちろんのこと、Barnabyのグッズや駄菓子があり、子供が喜びそうなおもちゃ屋さんという感じです。
著者のWendyさんは小柄ですが、エネルギッシュで、笑顔が素敵な女性。
絵本に出てくるBarnabyのぬいぐるみにサインをお願いしたら、「もちろん！」と気さくに対応してくれました。
Baranbyやパステルカラーでナンタケット島の絵の描いてあるミニカードが可愛いくて、行くたびについつい買ってしまいます。
Flowers on Chestnut
1 Chestnut St
瑞々しいお花がいっぱいのお花屋さんですが、店内には洗練された雑貨が置いてあり、
お花の香りに満たされながら、お買い物できる、なんとも言えない贅沢な空間です。
中庭には鉢植えやガーデングッズが売られていて、１階は、店員が新鮮な花でブーケ作りをしていて、
お店奥の階段を上がった2階には、花瓶やインテリアグッズなどがグリーンとお花と雑貨をセンスよくディスプレイされていて、
まるでインテリア雑誌の記事に出てきたかのようなおしゃれなショップです。
Bon Ton
Cambridge street, Nantucket
小さいお店だから見逃しやすいのですが、ナンタケット島には珍しいスリフトショップ。
中古のお土産ナンタケットバスケット（中国製） が扉いっぱいに飾ってあったり、食器、置物、おもちゃなど、
所狭しと並べられています。びっくりするようなガラクタ（失礼！）もありますが、
デッドストックになってしまったナンタケットバスケット のティン缶も何度か見かけました。
ワクワク宝探しの気分で、毎回必ず立ち寄るお店です。
最後に、ナンタケット島でお買い物をする際に一つだけアドバイスがあります。
「Hello!」「Thank you」
小さい個人店が多いナンタケット島。
お店に入ったら、自ら挨拶することをおすすめします。
「Hello」または「Hi」と言って入れば、お店の人も挨拶してくれるし、
プロモーションがあったら教えてくれたり、商品のことも聞きやすいです。
また、何も買わなくても、お店を出るときに、「Thank you」と挨拶しながら出るだけで、
お互いに気持ちがいいですし、挨拶はマナーですからね！
特に、マスクをした顔では笑顔が見えませんので、一言の挨拶がスムーズに進むことがあります。
今回のお買い物編はいかがでしたか？
お店の素敵なディスプレイなどにヒントを得て、インテリアに少しずつ取り入れたり、
旅の記念で買って来たものを飾ったり、お家に帰ってもナンタケット島の余韻も楽しんでください。
毎年ナンタケット島へ訪れていますが、お店の変遷が多いのには気をつけて！
前回行ったあのお店が、次のシーズンはなくなっていることはよく聞く話です。
もしここで紹介したお店がなくなっていても、きっと新しい素敵なお店ができているはず！
自分のお気に入りのお店を見つけてくださいね。
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