2020/04/16 00:01

外出自粛生活が1ヶ月を過ぎました。

お家で過ごす時間が長くなったから、そろそろ外との繋がりが欲しくなるもの。

そこで、こんな時だからこそ、皆さんとバスケットで繋がることができたらと思い、最近はやりのインスタグラムでリレー投稿という、「バスケット・リレー」をnantucketfirelightのインスタのアカウントで試みてみました。


ナンタケットバスケットは、バスケットをきっかけにお互い声を掛け合い、お友達の輪が広がっていったので「フレンドシップ・バスケット」とも言われます。そんな所以のあるバスケットを通して、フォロワーやインスタを見てくださるみなさんと繋がれたら面白いかなと始めたバスケット・リレー。


しかし、SNSに疎い私。

インスタに投稿する記事は書いたものの、どこから始めたらいいのか。

まずはバスケット作りの先輩でもあり友人のhandbaerkerさんと私の生徒さんでもあり軽井沢でお教室を開いて頑張っているC-studioワンさんにお願いをしました。しかも、バトンがいきなり渡されるのは悪いかしらと思って、先にメールでお伺いする私。ここからしてもう古いかしら私?何はともあれ、この企画に快諾してくれたお二人に感謝。おっかなびっくりで投稿してから、バスケット・リレーは繋がっています。


私のバスケット・リレーの投稿に載せたのは、2006年作の蓋つきバスケット。初めてナンタケット島で一から作ったバスケットです。教えていただいたのは、Tim Parson氏。サイズはだいたい7インチぐらいですが、型はナンタケット島にいる彼のオリジナルなので、材料屋さんで売っているバスケットの型とは少し形が違います。バスケットが安定するように、通常の7インチよりもボトムのベースは大きく作られていて、上に向かって大きく広がっているので、普通のオーバルバスケットよりも難しい形ではあります。

そして、ダブルハンドル部分にアクセントとして木のステーブを使ったら?とTimさんからアイデアを頂いて作りました。


ナンタケット島でのバスケット製作では、素材にも発見がありました。

このバスケットの縦軸にはリードを使っています。それまでリードはバスケットの枠として太いサイズしか使ったことがなかったから、太さとフラットオーバルの形を変えたリードを使うと、そのしなやかさと扱いやすさに驚きました。またそれを使って編んだバスケットの軽さにもびっくりでした。


ベース、リム、ハンドル、そして型の作り方を一から惜しみなく教えてくれたことに感謝して、このバスケットを完成しました。

そんな私の宝物のバスケットの一つを今回のバスケットリレーで紹介しました。


よかったら、インスタグラムで

nantucketbasket_challenge

#バスケットリレー

とタグで探してみてください。


投稿者のバスケットの写真と、そしてそのバスケットにまつわるバックストーリーも楽しめます。

そして、このTimさんのオリジナルの形のバスケットのオーダーもNantucket Firelightにて承っています。


バスケットに関するお問い合わせは、

HPのお問い合わせフォームまたはnf@mawberries.comまでご連絡ください。