2019/08/15 02:33
何度も来ているナンタケット島。
今回の旅は、長年サマーバケーションをナンタケット 島で過ごす友人夫妻のコテージにお世話になり、ダウンタウンのホテルではなく、暮らすように滞在してきました。
いつもはフェリーを降りたら、テクテクと歩いていましたが、今日は島に着いて迎えがあることが、新鮮で嬉しい。
しかも、この時は島に到着した途端にゲリラ豪雨だったので、フェリー乗り場に友人がピックアップにきてくれたことに本当に感謝!
まずは、友人夫婦がまだバスケット美術館で私の作品の展示を見ていないというので、バスケット美術館へ。
私は6月に続いて、この夏2度目のバスケット美術館の訪問です。毎度美術館にいるボランティアの人と話すのが楽しみです。
今回案内してくれたボランティアのご婦人は、Nap Plankさんのミニチュアバスケットをチェーンに通して着けていました。
アイボリーのハンドル部分には、Lee Ann Papelさんに島のお花を描いてもらったとのこと。アザミやアサガオなど愛らしく、シンプルなバスケットだから、ハンドルに色が入ると可愛さが倍増です。
しかも、このご婦人自身がホセ・レイに実際にオーダーして頼んだバスケットもあると聞きビックリ。
「その時は〇〇ドルぐらいだったのよ。もうずいぶん昔のことだけどね(ウィンク)」とチャーミングに話してくれました。
こういうローカルな話を聞けるのが嬉しくて、バスケット美術館に行くと、1時間ぐらいたっぷり過ごしてしまいます。
さぁ、美術館のバスケットを堪能したら、車を走らせて、Cisco Brewersへ。
ダウンタウンからは距離があるので、今までなかなか行く機会がなかったのですが、今回、ここへ行くことが滞在のメイン・イベントの一つでした。
Cisco Brewersは、ナンタケット島の地ビールCisco BrewersとワインNantucket VineyardとウォッカTriple Eightの醸造所でもあり、お店でもあります。
ここの地ビールは、ボストン市内の酒屋さんでも売っていて、オリジナルロゴの絵や、サンカティ灯台、くじらのしっぽ、マーメードの缶を見たことがある人もいるはず。
イベントのある日は、大人も、子供も、犬!(Dog friendly)でいっぱいです。
この日は音楽のバンドがあって、ビーチ帰りの家族連れやお友達同士で来てたりして、本当に賑やかで、どこからこんなに人が集まってきたのか!と思うぐらいの人気ぶりでした。フードトラックもたくさん出ていたので、ここで少し遅い昼食を取ることにしました。
この夏初めてナンタケット島にポキ丼のお店を出した、「Nantucket Poke」という、いわゆる”お刺身丼”を食べてみることに。
ポキ丼といえば、ハワイのローカルフードで有名ですが、最近はボストンの街中でもこの丼を出すお店を見かけるようになりました。
*Pokeの英語発音は、ポケ。カタカナで書くとちょっと抵抗があるので、英語でPokeと書きます。
このPokeで使われている材料は地元のものを使っているということで、お米も、実は、ナンタケット島で収穫されものなので興味津々。
お味はというと、もちろん具に使われているシーフードは地元でとれたお魚なのでフレッシュですが、オリジナルソースの醤油がかけ過ぎでしょっぱい。
お米は少し硬めだけど普通で、シーフードが美味しかったから、注文するときにソースを少なめと言えばよかったと悔やまれます。
そうそう、お値段も一皿$20~で追加トッピングすると、合計金額でびっくりすることになりますので、ご注意を。
フードトラックではお高めで、これぞナンタケット島値段と変なところで納得しました。
Cisco Breweryのテイスティングツアーにも参加しました。
ここ数年、アメリカでは地ビール・ブーム。家庭用ビール醸造キットも売られているほどです。
こだわりの技で作り上げる小規模のブルワリー(醸造所)の「クラフトビール」が人気で、このツアーにもたくさんの大人が参加していました
(アメリカではお酒は21歳以上ですからね!)
料金は$20(2019年7月)で、45分-1.5時間ぐらい。白ワインから始まり、ワイン2種、地ビール2種類、ウォッカ2種類と試飲して、ロゴ入りのオリジナルショットグラス付き。
私はお酒が弱いので、匂いと味見したら、残りは主人のグラスに、、、。たっぷりとテイスティングできます。
ゆっくりとCisco Breweryで過ごしたら、コテージへの帰り道にBartlett’s Farmへ買い出し。
ホテルに泊まる旅では買えないものをたくさん購入して、コテージで料理するのも幸せな体験です。
ダウンタウンのメインストリートにお野菜のトラックが停まっているので、名前を聞いた人もいるはず。本店は、お野菜やサラミ、チーズなども売っていて、サンドイッチも豊富に揃えています。ここのPilgrim’s サンドイッチは、友人の旦那様のイチ押し。ターキーとスタッフィングとクランベリーソースが挟まれていて、まるで感謝祭の次の日にいただくアレンジサンドイッチみたいです。
そして、何と言っても、トマト!
甘く、味が濃くて、ここのトマトが一番!と言う人が多いそう。
ブーラッタチーズとBaratte Farmのトマトにバジルをちらして、塩胡椒、バルサミコ酢をかけていただくと、
トマトの美味しい味に何度も心の中で拍手喝采しました。
書くとまだまだ続く、暮らすように過ごしたナンタケット島の滞在日記。
次の日は、車でしか行けない、本当は内緒にしたい、ナンタケット 島の自然に触れる場所へ連れて行ってもらいました。
この話はゆっくりとまとめて書こうかしら。
今回ナンタケット島で行ったお店を紹介しましょう。
【Nantucket Poke】
今年初めてナンタケット島に出店。地元のフレッシュシーフードを使った丼。
フードトラックでCisco Brewersのみ出店。
https://nantucketpoke.com/menu/
* * *
【Cisco Brewers】
ナンタケット島の唯一のビール・ワインの醸造所。
フードトラックがあり、ピクニックテーブルがあるので、ビール片手にお食事が楽しめます。
テイスティングツアーがおすすめ。
市内バス(夏季のみ)、車、自転車で行けますが、ダウンタウンのVisitor Center前から、無料送迎バスが出ています。
5 Bartlett Farm Road Nantucket, MA 02554
http://www.ciscobrewers.com/
* * *
【Brattle’s farm】
ナンタケット島の家族経営の老舗食材店。
ぜひ試してもらいたいのが、ここのトマト。形はいびつでも、味は保証します!
Tシャツや雑貨も売られていて、ここオリジナルのTシャツが可愛いです。
33 Bartlett Farm Road
Nantucket, MA 02554
毎日8時~19時
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バスケットのオーダーを承っています。
バスケットに関するお問い合わせは、
HPのお問い合わせフォームまたはnf@mawberries.comまでご連絡ください。
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■Nantucket FirelightのMikikoの作品が、ナンタケット島のバスケット美術館にて展示されます。
「Innovations in Nantucket Basketry: José Reyes and Beyond」
期間:2019年5月17日(金)~ 10月19日(土)10:00~16:30
場所:Nantucket Lightship Basket Museum (米国MA州ナンタケット島)
休館日:日曜日、月曜日
https://www.nantucketlightshipbasketmuseum.org
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